宗形経営コンサルタント事務所

【東京】経営コンサルタントが教える会社内の業績悪化の改善を導くコミュニケーションの方法

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【東京】経営コンサルタントが教える会社内の業績悪化の改善を導くコミュニケーションの方法

【東京】経営コンサルタントが教える会社内の業績悪化の改善を導くコミュニケーションの方法

2021/08/03

今回は会社内に障壁が発生してしまう「コミュニケーション方法について」紹介させていただきます。

 

コミュニケーションはごく限られた領域に おいて、意思や情報を伝達するものである。 しかし、その限られた領域において意思や情報がマヒ状態にあったなら、そこにはコミュ ニケーションギャップとよばれている相互の意思の疎通を妨げる意見や考え方の隔たり、 相互理解の欠如といったものが発生するのである。
ましてや企業経営のなかに,このような状態が発生していたら、将来の発展を脅かす要因になるといっても過言ではない。

 

ある中小企業で100人ほどの従業員を持つ 先を診断したときのことである。まずは、経営者と経営全般について話し合いをしている内に、“我社の経営ビジョン”について、社長が熱弁を振るって語り始めた,短•中•長期といったビジ3ンもしっかりしていて、なかなかのものであり、こうした経営基本的な 考えのもとであれば、この企業は順調に進展 をみることであろうと思った。

 

しかし、常務 をはじめ、各部長と個別に話を進めるにつれ、 一つの疑問が浮かんできた。社長が熱弁を振るって話してくれたことと、彼等との話には “ギャップ”がありすぎているからである。

 

なぜ、このようなことが起こるのか? そ の原因を究明するために、ミドル及びロアークラスまで下げて面談をし、 はじめて問題の 糸口が解けてきた。

 

この企業の場合は、会議らしき会議を殆んど持たず、何ごとにおいて も社長の"鶴の一声”で全てが「即断」「即決」され,それに対しだれも反論するものがいない、いわばワンマン体制の典型的なもの であった。


また、各部課内での会議やミーティングが 持たれないことで企業としての統制が取りにくくなり、社長の方針とは裏腹にちぐはぐな 行動のもとで企業が動いているといった状況下にあったため、当然言うまでもないが業績も年々衰退の一途を辿る結果となった。


こうした企業をはじめ,中小企業がどうしても陥りやすいワンマン体制と、それが作り出す経営者の"一人芝居”は、いつしか社員 一人一人を観客にさせ、他人ごとのように企業をながめさせてしまう、そんな社風を創り出しているのである。
社長がどんなに素晴らしい発想を持っていたとしても、幹部をはじめ、社員一人一人に それを浸透させるためのコミュニケーション なるものを持って当たらねば、企業としての 機能は充分発動せず、ひいては社員の参画意 識をも貧弱化させてしまう恐れがあると言える。


また、人の上に立つ社長たるものは、「巨耳細口」(リーダ~たるものは耳を巨きく、 つまり心耳を開いて広く聴き、自分の発言は 後でよく、ロを小さくせよ)をもち、価値観 の共有化ができる上下関係亨構築すべきであり、時には飲ミニケーションもいいが、企業内で本気に議論し合える場をつくることがや はり大切である。


コミュニケーションの少ない企業が一人歩 きすることは、多くの誤解やトラブルの続出を招くだけでなく、業績の伸展ものぞまれない暗いムードのなかで人間関係が疎外されて いくことにもつながり、ひいては離職者が増えて行く要因にも成り兼ねないのである。

 

当事務所では、業績悪化の要因をしっかり追及し、改善にあたるプランニングをさせていただきます。
今回のケースであたる「閉ざされた上下のコミュニケーション」にあたるケースは会社内で未だよく見られる内容です。

そういった際に新人社員への考え方の構築を図るプランニングから、今後の会社間のスムーズなコミュニケーション構築の方法など、会社間に入り、しっかりアドバイスをさせていただいております。

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