宗形経営コンサルタント事務所

営業損失の垂れ流しにより、債務超過企業に転落。改革に着手し自己資本の充実を図ったケース

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営業損失の垂れ流しにより、債務超過企業に転落。改革に着手し自己資本の充実を図ったケース

営業損失の垂れ流しにより、債務超過企業に転落。改革に着手し自己資本の充実を図ったケース

2020/10/01

地方で運送業を営み、20億円相当の売上を計上している顧問先B社様。地方での売上規模としては大手に属しているものの、計数管理が杜撰であったため、赤字体質を余儀なくされてきました。現場管理者である担当役員様のコスト意識の低さ、業歴約50年が経つなかでの経営の歪みなどが結果として表れてしまったのでしょう。

近年は金融機関からの資金調達も思うように行かない状況であったため、まずは経営を改善することに。次のような改革を行いました。

○売上構成の見直し
○固定費の見直し
○燃料費・庸車費・高速料の見直し
○徹底的なコスト意識を役員・管理職の皆様に指導
○車両ごとの損益管理管理システムの構築
○部門ごとの損益管理システムの構築

約2年をかけ、これらの改革を実行。その間、役員様の入れ替えもあり、成果が徐々に出てきているためか、メインバンクの姿勢も変わりつつあるとのことです。

これからの3年間で債務超過からの脱却を図り、疲弊している倉庫や配送センターの近代化・配送センターの建替えを計画できるのではないでしょうか。「夢」の実現のため、社長様をはじめ、役員の皆様が一丸となって取り組む姿勢に大いに期待したいと思っております。

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